山梨ワインの歴史
山梨には、ワインに使うブドウに関する伝説が残っています。
718年に行基が創設した大善寺の境内にブドウの苗を植えたという伝説と、
1186年に雨宮勘解由が野生の甲州ブドウを発見し、自分の畑に移植したという伝説です。
この二つの伝説のどちらかが山梨での甲州ブドウ栽培の始まりと言われていますが、
あくまでも伝説なので真相は判りません。
ただ、雨宮勘解由が甲州ブドウの栽培に成功したのは事実のようです。
実際に山梨で甲州ブドウからワインが作られるようになったのは、1870年頃のことです。
山梨県の甲府で、山田宥教氏と詫間憲久氏の2人が
ぶどう酒共同醸造所を作ったことから山梨ワインの歴史が始まりました。
その後は明治新政府の殖産興業政策により札幌に開拓使葡萄酒醸造所が作られるなど、
多くの官製醸造所や民間のワイン会社が設立されるようになりました。
山梨県の勝沼町では大日本山梨葡萄酒会社が設立され、
設立と同じ年には高野正誠氏と土屋竜憲氏を
ブドウ栽培とワイン醸造を学ばせる目的でフランスに派遣しました。
現在も山梨ではワインが盛んに作られ、世界的な評価も高まっています。
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